飼い主にとって「家族の一員」であるといわれる日本の犬や猫。その犬や猫が飼い主に捨てられ、野良になったり、自治体の動物愛護センターなどに収容されたりしています。様々な理由があったとしても、飼えなくなった犬や猫を、安易に保健所に連れて行くことは、数日の保護期間の後、窒息死による殺処分となり、その生命を奪うことになります。
こうした殺処分を減らすため、全国のボランティアや団体が保護活動をしていますが、「里親になる」という犬や猫の入手方法は、欧米に較べてみると日本では、あまり「普通の選択肢」にはなっていません。衝動飼いは控えるべきですが、すべての犬や猫を幸せにしたい。犬や猫が好きな誰もが、そう願っているのではないでしょうか。
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