HUTSG
サリー・ホプキンス公開セミナー
犬のストレスを考える



 HUTSGは、日本の犬たちの生活向上の一環として「すべての犬にハーネスを!」をスローガンに活動しています。犬種的、また、様々な理由で首輪の使用を要する犬もおりますが、問題のない犬、特に子犬期の首輪の使用は不要と考えています。
 首輪の刺激にのみ頼ったものではなく、人の指導法やリードの捌き方などの向上により、犬具に頼らない犬と人間の関係作りを応援しています。日本ではまだまだストレスを取り除くという視点からの、社会的にそぐわない行動の改善についての知識の啓蒙が必要であり、特に被災犬や保護犬などの痛ましい経験のある子への首輪の悪影響の部分が論じられていない実情を痛感しています。
 今回来日するサリー氏は豊富な知識を元に、獣医師とレスキューセンターが推奨しているフリースラインドハーネスの設計者でもあります。このハーネスは、ストレス過多の犬が首輪からの刺激からの解放を謳い、多くの疾患を抱える犬たちへ快適な散歩を与えられます。犬の力と体重を分散させることにより、犬へのストレス軽減が可能になると同時に、首輪よりも少ない力で人間も犬を制御可能となっていて、もしもの時の事故が防ぎやすくもなっています。
 犬具である以上、首輪も当ハーネスも人間の使い方次第ですが、『共存』には事故を起こさないことは不可欠で有り、犬にも人にもメリットを与える『共存』の方法があると、このハーネスを通じ啓蒙出来たらとHUTSGは考えています。
■サリー・ホプキンス氏 経歴
 ケーナイン・コンサルタント、Pet Dog Trainers of Europe(PDTE)並びにUKAssociation Of Pet Dog Trainerm(英国ペットドッグ協会)所属。 Pet Dog Trainers of Europe(PDTE)のメンバーとして、定期的にEU諸国(ギリシャ・フィンランド・イタリア・ドイツなど8カ国以上)を巡り、PDTEの推し進める 陽性強化トレーニング指導経験と、長年にわたるアジリティーおよびフライボールに関する知識を併せ、『ドッグスポーツにおけるストレス軽減』につ いてレクチャーをしている。
 また、フリースラインドハーネスの考案・設計者として有名。フリースラインドハーネスは、欧米諸国で高い評価を受け、英国では多くの獣医師とレ スキューセンターが推奨しているハーネスとしても実績を重ねている。


●『サリー・ホプキンス公開セミナー 犬のストレスを考える』  http://kawasaki-inuneko.org/kawasaki-ku/20130601.pdf
6月1日(土)10:00〜16:00  東京八重洲ホール
※東京駅八重洲中央口より徒歩3分
●『サリー・ホプキンス来日記念 PFH&FLH体験・販売会』
 http://salalab.com/20130602.html
6月2日(日)11:00〜15:00  ファミリーナガーデン南青山
※渋谷駅よりバス2分「明治学院中等部前」前